一人暮らしのコンパクトキッチン、洗いものカゴを置く場所がない!
そんな時におすすめの画期的な洗い方をご紹介します。
この方法では
・洗い物カゴなし
・洗い物を置くための布巾も不要
・洗い物専用スペースも不要
それでいて1〜2人分の洗い物を済ませることができます!
や〜、この方法を編み出したおかげで自炊の数が増える増える!
洗い物は自炊のハードルを無意識に上げてしまうんですよね。
もうすでに実践されている方もいらっしゃるかもしれませんが、参考までに。
ちなみに、あまり料理をしない方、箸と皿とコップだけ使う方には向いていないかもしれません。そんなに億劫になるほど洗い物が出ないですからね。料理をしたときの洗い物の量と考えていただければ。
それではいってみよーーーー!
激狭キッチンを制する洗い方はこれだ
もう写真を見ていただくほうが早いので、こちら!
どぅーーーん
ええ。これはなんでしょうかね。
食器たちが、片手鍋の中に放りこまれています。
そうです。鍋の中にぶっこむのです。
そしてその鍋を、コンロの上に置いているのです。
つまりは「調理器具を水の受け皿にする」ということ。
そしてコンロの上に置く。
たったこれだけです。
はい。
・・・
もうここから先は読まなくても良さそうですかね。
拍子抜けしましたか。
せっかく書いてるので読んでもらえると嬉しいですけど。
はい。
わたしはこれを洗い物タワーと勝手に呼んでいます。
まるでハウルの動く城のように、絶妙なバランスを保って積み上がった洗い物たち。
あくまで一時的な置き場ですが、ずぼら〜としては画期的なんです。
もうやってるよーって方は、ぜひお友達になってもらえると嬉しいです。あ、もれなくずぼら仲間には認定させていただくと思います。
なんでタワーにするん
タワー風に洗い物を積み上げる理由、それは「コンロスペースを有効に使える」ということ。
一人暮らしを始めてみて、実家のようにゆったりとしたまな板スペースや、洗い物スペースがないということに困りました。隣に棚を設置して、洗い物カゴを置けばよいのでしょうが、あいにく我が家は電子レンジが高い壁となり洗い物カゴの設置は不可能。
はじめは、シンクとコンロの間の「まな板スペース」に布巾を敷いて洗い物を置いていましたが、置ける量も限られるし、そもそも鍋なんか置けないし。できれば何も置かず空けておきたい。
一方、コンロ部分はというと、調理が終わったら使いません。そもそも加熱するための場所なので、それ以外の目的で使われることがありません。と、いうことである日コンロの上に置いてみたらスッキリ画期的に洗えちゃったというわけです。おまけに水切りのための布巾もいらない。最高です。
洗い物タワーにするコツ
洗い物タワーにはコツがあります。
それは、「水が切れやすいように積む」。
洗い物タワーはあくまで一時置きとしてのやり方です。洗い物カゴでは、乾くまで放置パターンもあるかと思いますが、タワーではおすすめしません。ですのでこの後拭くことになります。その前に、少しでも水を切っておけば拭くのが楽。布巾がびしょびしょになるのを避けることができます。お皿たちを拭き終わって、最後に鍋の底にたくさん水が溜まっているので、それを捨てて拭くだけ。意外と1センチくらい水が溜まっていることもあってびっくりします。
おすすめの順番はこれ。
①鍋やフライパンを洗う
②箸やおたまなど、細くて小さいものから洗う
③皿などを洗う
まず受け皿となる鍋やフライパンなどの大きいものから洗います。次に箸、スプーン、おたま、などの細いものや小さいものを洗うと、その次にくるお皿の水を切りやすくなります。一番おすすめは菜箸。菜箸は鍋からはみ出て、大きめのお皿が鍋にぴったりはまって困ることもありません。最後に残りのお皿たちを洗って終了です。
ひとつ注意するとしたら、あまりに大きすぎたり、重すぎてバランスを崩しそうなお皿はタワーにせず、洗ってすぐ拭くことです。明らかに崩れて危なそうな時はやめてくださいね。
たまに鍋ではなく、大きくて重い皿を受け皿にして洗うこともあります。洗い物が少ない時はザルを使う時も。余談ですが、フライパンが油まみれの時は、余ったペーパーで油を拭き取ってから洗うと、スポンジが汚れにくいし洗剤も増やさなくて済みます。汚れがひどい時はお湯で洗うのもあり。お気に入りのエコ楽技です。
洗い物タワーのメリットデメリット
洗い物タワーは
①鍋やフライパンを受け皿にし②コンロの上に置く この二つで成り立っています。
成り立っているとか言って。たいへん今更ながら、このしょーもない技をひとつの記事にしていることが不思議でなりません。ここまで読んでくれてありがとう。そしてまだ終わってないです。
この2工程で生じるメリットとデメリットをまとめます。
【洗い物タワーのメリット】
・ほとんどの狭いキッチンで再現できる
・洗い物専用スペースが不要
・洗い物を乗せるためのカゴや布巾が不要
・コンロがあればできる
【洗い物タワーのデメリット】
・乾くまで放置するのは不向き。拭く必要あり
・コンロまわりが若干濡れる(すぐ乾く)
・大きい皿、重すぎる皿は不安定になり危険なため、タワーにはできない
・調理していない場合は受け皿がない。(代わりにザルおすすめ)
・IHコンロだと、汚れていたら最初に拭く必要がある
・ガスコンロの場合、置きっぱなしにすると電池の減りが早くなる可能性あり
・ガスコンロが1口の場合、置けるスペースは少ない
我が家はガスコンロですが、置きっぱなしにしたらどうなるんだろうと調べたら、コンロ自体の電池の減りが早くなるとか。また、火を使う場所で、引火の可能性がないといえば嘘になりますが、今はほとんどひねって押して着火するタイプなので万が一の可能性は低い方かと思います。と言っても、この技は王道というより苦肉の策に近いので、もちろん水切りカゴとか水切り布巾を置けるならそっちの方がもちろんいいです。あくまで自己責任で試してみてくださいね。
まとめ
鍋やフライパンを受け皿にして洗い物をすると、水切りカゴがいらないよ!さらにコンロの上に置くと省スペースだよ!
あくまで一時置きとして活用してね!自己責任の技だよ!
以上です!何かの参考になれば、そしてお料理が楽しくなるきっかけになればとっても嬉しいです。ご質問などあればぜひコメントくださいね。それでは〜
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